一方、新潟県内で下落率が最も高かったのは、新潟市西区の寺尾朝日通。
前年比5.7%の下落となっています。
【記者リポート】
「この周辺を歩いてみると、道路脇の側溝は上がったり下がったり…。液状化現象の爪痕が今も残っています」

新潟県内で下落率の大きかった5地点のうち、3地点は西区でした。
いずれも能登半島地震で液状化の被害を受けた地域で、復旧まで期間がかかり、需要の落ち込みが長期間に及ぶと見込まれていることが要因とみられています。
なお、県内の住宅地で最も地価が高かったのは去年に引き続き、新潟市中央区の水道町2丁目で、1平方メートル当たり17万2000円。
商業地は、新潟市中央区の東大通1丁目で、38年連続1位となっています。
