土地の取引の目安となる地価が18日に国土交通省から公示されました。
それによりますと、新潟県全体の平均地価は前年比で0.6%下がり、30年連続の下落となっています。なかでも2024年元旦に発生した能登半島地震で液状化現象の被害を受けた新潟市西区では、特に下落が目立ちました。

新潟県内の住宅地では、299地点のうち新潟市を初めとする77地点で価格が上昇。
なかでも上昇率が最も高かったのは、新潟市中央区の鐙1丁目です。
JR新潟駅から歩いて15分ほどのエリアで、1平方メートル当たり14万2000円。
前年から5.2%アップです。
【記者リポート】
「静かな住宅街ですが、ひとつ大通りに出るとスーパーや飲食店が並び、生活しやすそうな印象です」
【近くに住む人】
「駅にも近いし、こんなところはなかなかない…」

新潟市中央区の中でも、こうした利便性や居住性のいい地域が人気となっていて、新潟県内の上昇率トップ5は中央区が独占しています。