医療現場の働き方改革を進めようと、職場環境の改善などに取り組む大分県内4つの医療機関に認証書が交付されました。
医療現場では去年4月から医師の時間外労働時間の上限規制などを盛り込んだ法律が適用されています。
これを受けて、県は昨年度から働き方改革に取り組む医療機関の認証制度を開始。県庁で17日取り組みが認められた大分市のへつぎ病院や、大分こども病院など4つの病院に「大分ホスピレート」の認証書が交付されました。

各医療機関が進める職場環境の改善や人材育成などが評価の対象となります。
(大分こども病院・久我修二院長)「大変ありがたく思っています。当院は24時間365日なので、安定した医療体制を提供して若手たちもそれを実感できるような仕組みづくり、そこをもうちょっとがんばっていきたいと思っています」
今回認証を受けた医療機関からは現場で多様な意見の吸い上げが必要なことや働きがいをどう醸成するかなどの課題も上がりました。