福岡市の福岡城跡で復元整備されていた「潮見櫓」が完成し、17日から一般公開されています。

福岡城跡に復元された「潮見櫓」の一般公開は、17日午前10時から始まり、続々と見物客が訪れました。

RKB 下濱美有 記者
「きょうから一般公開が始まった潮見櫓、中はすっかり新しくなっていますが、一部江戸時代から使われている梁もあるということです」

訪れた人
「一部昔の木材がそのまま残っているということで、古いのと新しいのが入り組んでいて、すごく風情があると感じました」

福岡市によりますと、「潮見櫓」は「海を監視する櫓」として博多湾を望む福岡城の北西の隅にありました。

復元に使われた資材のうち、梁や瓦など約4割が復元される前からあるものだということです。「潮見櫓」復元整備の工事費は約4億円で、一部はふるさと納税の寄付金をあてる方針です。

なお、潮見櫓の2階部分は5月11日までの期間限定の公開となっています。