16日、沖縄県宜野湾市のアメリカ軍基地跡地に建設された医療拠点の開所式が開かれ、出席した林官房長官は「基地負担軽減の目に見える成果の一つ」だと強調しました。
林官房長官
「高度な医療の提供が可能であり、医療の発展や地元の皆様の健康や生活の利便性の向上に繋がるものと大きな期待をしておるものでございます」
沖縄県宜野湾市にある、2015年に返還されたアメリカ軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区跡地には、琉球大学医学部や附属病院などが移転した『沖縄健康医療拠点』が建設され、4月から本格的な運用が始まります。
開所式に出席した林官房長官は、この医療拠点について「駐留軍用地の跡地利用のモデルケースとして期待される」と述べ、「沖縄の基地負担軽減の目に見える成果の一つ」だと強調しました。
また、佐喜真宜野湾市長や玉城沖縄県知事とも個別に面会し、今後も政府として、地元の懸念解消などに向け、着実に取り組むことを伝えたほか、アメリカ軍普天間基地の一日も早い全面返還を実現させる考えを改めて示しました。
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