江藤農水大臣は、政府備蓄米の放出に向けた初回入札として、15万トンのうち94.2%に当たる14万1796トンが落札されたと発表しました。15万トンのなかには、青森県などで2024年に生産された「まっしぐら」も含まれています。
江藤 拓 農林水産大臣
「店頭価格4300円ぐらいで推移してることを考えますと、それよりかは、かなり低い精米価格になる。需給は一定程度改善され、消費者にも、ご理解いただけるような結果が生まれることに期待している」
備蓄米の初回入札では、青森県などで2024年に生産された「まっしぐら」2万トンを含む15万トンのうち約94%の14万2000トンほどが落札され、平均価格は玄米60kgあたり2万1217円でした。
江藤 拓 農林水産大臣
「政策効果が表れなければ、必ず追加で放出する。今回が最後ではない。また追加で放出される可能性が極めてあると消費者にご理解いただき、慌てずに購入してほしい」
3月初め5kgで3952円だったスーパーでの販売価格が4月上旬には3800円に、そして、7万トンの追加放出をうけ、5月以降は3600円程度まで下がる可能性があると専門家は話しています。