“飴細工”で日本一のパティシエ 繊細な技に感動

マルフジでは、3代目となる越栄兄弟がそれぞれ専門性を生かして店を盛り上げています。兄・純平さんはケーキや焼き菓子を、弟・亮弥さんはショコラトリーとジェラートを担当。
しかし、「マルフジ」には、越栄兄弟とは別の分野で活躍している人物がいるんです。

それが、スーシェフ(副料理長)の瓦 伊織さん。普段はケーキや焼き菓子作りに腕を振るう瓦さんですが、2024年10月、東京で開催された日本最大級の洋菓子コンクールで見事最高賞に輝きました。
一体、何の日本一かというと…
スーシェフ 瓦 伊織さん「グラニュー糖という砂糖で全てできた“飴細工”の作品です。」

こちらが日本一に輝いた、瓦さんの飴細工作品。テーマは「自然」で、樹木に花が咲き誇る様子を繊細な技術で表現しています。完成までにかかった時間は、なんと1か月半!
IMP. 鈴木大河さん「ツヤツヤしたところは飴って分かるんですけど、木の部分が飴の感じしないですね。」

ポイントは、この木の枝の部分。飴をくもらせることで、色合いだけでなく、質感までも忠実に再現しています。