今年4月に小中学生を対象に行われた全国学力テストについて、石川県内の多くの小中学校で行き過ぎた事前対策が行われていたことが分かりました。
県教職員組合では毎年、県内286校の教職員に対し、全国学力テストの実態調査を行っていて、今年は4月から5月にかけて104校から回答を得ました。それによりますと、全体の74%の学校の教職員が校長や教頭などから「事前対策をするよう働きかけがあった」と回答しました。
事前対策については、馳知事が文部科学大臣を務めていた2016年に「調査前の過度な対策は、調査の趣旨・目的を損なう」として各教育委員会に通知したほか、県教職員組合でも「子ども達の主体的な学習能力がつかない」として毎年、改善を求めていました。
今回の調査結果について馳浩知事は「引き続き学力テストが本来の趣旨に沿って実施されるべきと改めて考えている」とコメントしています。
注目の記事
「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 富士山科学研究所 吉本充宏研究部長が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】
