多くの人が一獲千金を夢見て集まる「宝くじ売り場」。そこで購入されたスポーツくじの当せん金「1等6億円」が、換金されないまま時効を迎えようとしています。

「当せん者を探しています!」

・・・という見出しの「重要なお知らせ」が3月14日(金)、「スポーツくじ」のHPに掲載されました。

「スポーツくじ」HPより

当せん者が現れず換金期限が迫っているのは、2024年に熊本市南区の「酒ディスカウントチャレンジャー南高江店」で販売された「第1445回 BIG」の1等当せん金、6億円です。

このくじは2024年4月14日(日)に結果が発表されたものの、2025年3月14日(金)正午現在、換金されていません。

酒ディスカウントチャレンジャー南高江店

スポーツくじの当選者が当せん金を受け取る権利があるのは払い戻し開始日から1年間で、2025年4月15日(火)までに換金されなければ時効となります。

日本スポーツ振興センターによりますと、時効となった当せん金はスポーツ振興の財源として使われるほか、国庫に納付されるということです。また、2024年3月31日時点でまだ換金されてない金額は、約23億2400万円に上ります。