卒業シーズンを迎え、能登半島地震で被災した富山県氷見市の宮田小学校からも、33人が学び舎を巣立ちました。

宮田小学校の卒業式では卒業生33人が真新しい中学校の服姿で入場しました。

この学校では地震で校舎に被害が出て、ことし1月にようやく教室での授業を再開したばかりです。

式では学び舎を巣立つ33人に卒業証書が手渡され、金原礼子校長が卒業生に向けて言葉を送りました。

金原礼子校長「今年度は能登半島地震の影響で多くの不自由があり、たくさんの我慢をしてもらいました。しかし、みなさんがリーダーとなり、このピンチをチャンスに変えて、活動を前へ前へと進めました。」

卒業生「経験を胸に、わたしたちは歩んでいきます」

卒業生は、6年間過ごした学び舎に別れを告げ、4月から中学校生活をスタートさせます。