アメリカ・トランプ政権の次期駐日大使候補が関税や貿易赤字削減をめぐり、日本に厳しい姿勢で臨むと明らかにしました。
グラス駐日大使候補
「大使に承認されれば、関税と貿易赤字削減について日本と厳しい対話をするでしょう。地域の安全保障や日米同盟、米軍への支援を引き続き拡大させるよう日本に求めます」
トランプ大統領が次の駐日大使に指名したジョージ・グラス氏は13日、人事承認に向けた議会の公聴会で、日米関係について「新たな黄金時代の幕開けに立っている」と表現したうえで、トランプ政権が取り組む関税と貿易赤字解消をめぐっては厳しい態度で臨むと強調しました。
また、日米同盟について「インド太平洋地域の平和と安定、繁栄の礎だ」と指摘。日本に防衛費や在日アメリカ軍駐留経費の増額を求めていく考えを示しました。
グラス氏は投資銀行や不動産会社の経営者などを経て、第一次トランプ政権ではポルトガル大使を務めました。長男夫婦と6歳の孫娘が日本で暮らしていて、「孫は優しく、勤勉、好奇心旺盛で、日米の優れた部分を吸収している」と話しました。
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