さらにこの低気圧や前線が近づいてきます。いわゆる南岸低気圧というやつです。
ポイントとなるのはこれによって降水が予想されるんですが、気温が低いかどうか、つまり上空に冷たい空気=寒気があるかどうかということになります。

その寒気がどうなるかを見ていくと、山梨県にはかかってないですよね。盆地で雪の目安という寒気はかかってこないので、少なくとも盆地では、雨。標高の高いところ北杜や東部・富士五湖方面の一部では雪のところも出てくる見通しです。

もちろん雪も心配なんですが、この通りに行くと、結構陸地に近いところを低気圧が進む予想なんです。
そうなると低気圧は反時計回りに風が吹きますから、南から暖かく湿った空気がより流れ込みやすくなります。

雷雲のもと、つまり低気圧の接近時に大気の状態が不安定となって、落雷や突風、ひょうが起こる恐れもありますので、仮に雪とならなかったとしても、ちょっとこの点には要注意となります。

まだまだこの低気圧の進路と、この寒気の強さは定まっていないので、これがどうなるかというのをあすまた詳しくお伝えしていきます。

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