14年を経て建立された慰霊碑
3月9日、南三陸町役場では、亡くなった職員の遺族や同僚らが集まり、慰霊碑の除幕式が行われました。

東日本大震災南三陸町職員慰霊碑建立実行委員会 遠藤健治実行委員長:
「願わくば慰霊碑の設置が、町民一人一人の防災意識の高まりにもつながり、より安心安全な街づくりの一助になれば喜ばしい」

高橋さんら元職員でつくる実行委員会が建立した慰霊碑。
震災で犠牲となった町の職員39人のうち、遺族の同意が得られた37人の名前が刻まれました。

南三陸町元職員 高橋一清さん:
「避難所業務とか、全く彼らの死に向き合えていない状況が続いていたので、遺族を前にあの時の気持ちがこみあげてきた」