仙台市の80代の女性からキャッシュカードと預貯金通帳をだまし取ったとして、秋田県に住む男が逮捕されました。キャッシュカードはその後使用され、約50万円が引き出されていたということです。警察が特殊詐欺事件として詳しく捜査をしています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、秋田県秋田市のアルバイトの男(32)です。警察によりますと今月12日、仙台市青葉区に住む80代の無職の女性の自宅に警察官になりすました氏名不詳者から「キャッシュカードから現金が引き出されているため、キャッシュカードを変えた方がよい」などという電話がありました。
逮捕された男はこの後女性の家を訪れ、キャッシュカードと預貯金通帳をだまし取った疑いが持たれています。その後、男らはこのキャッシュカードを使い、現金約50万円を引き出したということです。
女性が家族に話したところ特殊詐欺の被害を疑われ、警察に相談したことで被害が発覚しました。警察の調べに対し男は、容疑を認めているということです。警察は特殊詐欺事件として共犯者などについて調べを進めています。














