岩手県大船渡市の山林火災の影響で収穫が遅れていた2025年のワカメ漁について、綾里地区の漁協は14日刈り取りを始めることを決めました。

綾里漁業協同組合で開かれた12日の会議には、組合員およそ60人が集まり、2025年のワカメ漁の方向性について協議しました。
会議では13日漁場のがれき撤去を行い、14日ワカメの刈り取り作業を始めることを決めました。

(ワカメ養殖組合 熊谷仁也組合長)
「みんなそれぞれ(刈り取り開始)の気持ちは持っていたが、スタートしてもいいんだろうかという迷いがあったのを払拭するというか、やるとみんなで決めた感
じ」

綾里地区は、例年であれば3月初旬からワカメの刈り取りが始まりますが、2月26日に発生した山林火災の影響により開始時期が遅れ、収穫量や収益面に大きな影響があるということです。