訓練中は何度も空襲を受け、死と隣り合わせの日々だったといいます。

三木寛さん:
「アメリカの飛行機がかなり来て、空から機銃掃射を撃ってくる。自分たちが掘ったトンネルへ逃げ込んだ」

そして8月15日の終戦を迎えます。

三木寛さん:
「戦争、これで負けたか…。複雑な気持ちだった。よかったというのか悔しかったというのか。なんとも言えない気持ち」

卒業アルバムに写る友人のうち3人は戦闘機で特攻し、命を落としました。

三木寛さん:
「この2人は自爆死…体当たりでなくなった…。寂しい気持ち。残念な寂しい気持ち。みんな昔なじみの友達が(亡くなった)」