柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実現に向け11日、新潟県内各地で市民団体らが声をあげました。

「原発いらない!原発危いらない!」「原発なくそう!

JR新潟駅前で「福島事故をわすれない」と反原発を訴えた市民団体のおよそ20人。

ともに訴えたのは柏崎刈羽原発の再稼働の是非を県民に問う「県民投票の実現」です。

【なくそう原発・新潟市民ネット 上野邦雄 集会司会者】「(再稼働について)県民に信を問うと県知事いっているんだけど、県民に信を問う最も民主的な方法は県民投票だよね。一人一人が投票するんだから。そこに持っていってもらいたい」

11日は県内9か所で原発反対のデモ行進やスタンディングが行われました。

柏崎刈羽原発の再稼働を巡っては地元の同意が焦点となる中、市民団体が県民投票の実現を目指し、条例制定のための署名をおよそ15万筆集めています。

市民団体によりますと、今月27日にも、花角知事に条例の制定を直接請求する方針です。