9年前、当時高校生だった実の娘に性的暴行を加えたとして準強姦の罪に問われている父親の裁判が11日富山地裁で行われ、娘が証言台に立ちました。被害を受けた娘は「やめてと言ってもやめてくれなかった」と証言しました。

法廷に向かう福山里帆さん
「同じ空間にいるのも嫌ですし、フラッシュバックしてうまく話せなかったらどうしようとか、そういったことが不安です」

父親からの性被害を実名で訴えてきた福山里帆さん(25)。裁判所に向かう車内で不安を抱えながらも証言台に立つ決意を話しました。

法廷に向かう福山里帆さん
「私が話さなくてのちのち後悔するようなことがあったら嫌だなって私は思うので」「綺麗な話ではないし、聞いていて嫌な話だと思うんですけど、それが現実なんだよって皆さんに少しでも伝わったらいいなと思います」