保護された子どもの最後の1人が保護書を去る 1995年7月12日

保坂さん:
「(最後の1人は)もう全然、変わりましてね、友好的でふるさとの話をいっぱいしてくれましたね。若い職員を捕まえて『俺のうちに遊びに来いよ』なんて誘ったりしていましたね」
「本当にみんなに祝福されて帰っていった。あれが一番いい場面でしたね」


30年後の今、保坂さんはあの時の53人がどこで何をしているのか、知りません。
ただ、「大変だっただろうが、どうか幸せであってほしい」

そう願っています。

保坂さん:
「彼らはオウムの犯罪に全く加担していないんですよ。第10サティアンに閉じ込められていたんですから。虐待をされていた、被害者なんですね」
「だからオウムの人たちのあの犯罪に対する罪悪感というのを、一緒に背負っていく必要はない」


あの時、一時保護された子どもの1人は日記に「ある記述」を残していました。