
ロシアがその“報復”として行ったウクライナの広範囲への大規模攻撃。ロシアが10月10日・11日の2日間に行った攻撃では計170人を超える死傷者が出ていると伝えられています。
ウクライナ国立バレエ団の副芸術監督でキーウ市在住の寺田宜弘さん。キーウにある自宅の徒歩わずか5分ほどのところに攻撃があったといいます。

(ウクライナ・キーウ在住 寺田宜弘さん)
「(Q寺田さんの自宅は無事だった?)私の住んでいるところは幸い大丈夫だったんですけど、2発目が落ちたときというのはかなりの音がして、私はそのときまだ寝ていたんですけど、立ち上がりましたね」

(ウクライナ・キーウ在住 寺田宜弘さん)
「爆撃のあった1時間後に家を出たんですね。そうしたら普通に街を歩いている人がたくさんいらっしゃったし、普通の生活をそのまま続けている人が多かったですね。キーウに住んでいる人たちにとっては(攻撃が)もう日常生活のようになっている。それが私の一番驚いたことですよね。(Q現在はどういう状況?)まったく何も変わらない。レストラン・カフェ・銀行・地下鉄、普通どおりなので。もちろん車も普通に走っているし。何も変わらないですよね」
ミサイル攻撃を受けた交差点はわずか2日で埋め戻され、車もいつもどおり通っています。しかし…。
(ウクライナ・キーウ在住 寺田宜弘さん)
「(Q空襲警報などは鳴っている?)鳴っています。今日も朝から、今も鳴っているんですけど。ウクライナの人たちはもう慣れてしまったんじゃないかなと私は思います」














