オリンピックで3度金メダルを獲得し、“スノーボードの神”と呼ばれるショーン・ホワイトが創設した新リーグで新潟県勢が大活躍です。

ショーン・ホワイトが創設した新リーグ「スノーリーグ」。決勝ラウンドは、オリンピックやワールドカップなどと違い1対1で2本先取のトーナメント方式で行われます。
準決勝に登場したのは、村上市出身の平野歩夢です。
北京オリンピック金メダリスト平野歩夢の1本目。
最高難度とされる縦3回転、横4回転をはじめ、5つのトリックを全て成功させますが、1本目はトリックの種類の多さで、相手の戸塚が上回ります。

後がない平野の2本目。ルーティンを変え、普段は最初に飛んでいる縦3回転・横4回転の大技を最後に披露しましたが、決めきれず。2本目も戸塚に軍配が上がり、決勝進出を逃しました。

【平野歩夢】「このフォーマットだからそういう風に組むしかないところもあって次につなげたい」
男子は、準決勝で平野を破った戸塚が優勝しました。

一方、女子の初代女王に輝いたのは北京オリンピック銅メダリストの妙高市出身の冨田せなでした。
【冨田せな(26)】「やりきれてよかった。もう最高です」

今月末に、スイスのエンガディンで世界選手権が行われます。男女とも、この大会で優勝すればミラノ・コルティナオリンピックの代表に内定するということで、勝負の一戦となりそうです。