飯田市時又(ときまた)地区にある長石寺(ちょうせきじ)に集まったさらし姿の人たち。

春の訪れを告げる地区の伝統行事=「時又初午(ときまたはつうま)はだか祭り」の担ぎ手たちです。

新型コロナの影響で担ぎ手が減少しましたが、これまでの参加者や保存会の人々で声を掛け合い、今年は去年より30人ほど上回るおよそ100人が参加しました。

担ぎ手は:「地元の祭りが盛り上がっていくのは嬉しいですから楽しいです」

鎌倉時代から続くとされるはだか祭り。

担ぎ手たちが到着したのは天竜川です。

神輿を担いで川に入るのが一番の見せ場。
この日の水温は4度!冷たい水をかけ合いながら、1年の商売繁盛や五穀豊穣を願いました。

担ぎ手は:「気持ちいいですよ!最高です」

訪れた子どもは:「たのしかった」

訪れた人は:
「初めて来てみたんですけどこんなに盛大だと思わなかったので毎年参加したいと思いました」

保存会は、地域の祭りをより多くの人に知ってもらい今後も守り続けていきたいと話しています。