明日11日で、東日本大震災から14年が経ちます。被災地への思いや祈り、復興への励ましの言葉などを綴ったメッセージカード展が、青森県八戸市で開かれています。
「その時の衝撃は一生、忘れることができません」
「未来を共に作り上げていきましょう」
八戸市のみなと体験学習館に展示されているのは、来館者のほか県内外の高校生や大学生など340人から寄せられたメッセージです。
鮫地区に押し寄せる「津波」や原形をとどめないほど歪んだ道路など、当時の厳しい現実を捉えた写真とともに並べられ、あの日、日常が大きく変わった被災者への思いや祈り、そして今なお続く復興への励ましの言葉が詰まっています。
八戸市みなと体験学習館 前澤時廣 館長
「(東日本大震災をふり返り)避難場所とか避難経路とか、家族とどのようなやり取りができるのか、このメッセージカードが、そのきっかけになる」
「3・11メッセージカード展」は、八戸市のみなと体験学習館で3月16日まで開かれています。