最後のお弁当を包む“温かい”新聞
福島県では、地元紙の『福島民報社』が特別紙面として「祝・福島卒弁民報」を発行。
紙面いっぱいに、高校最後のお弁当の日を迎える高校生へ向けた“保護者からのメッセージ”を掲載しました。


<何回も、箸を入れるのを忘れてゴメンね バレンタインに♡おにぎり作ってゴメンね 何を作ろうかな~って考えるの、毎朝楽しかったよ>
<『冷凍食品じゃなくてママが作った唐揚げがいい』と最高の褒め言葉を頂いたから、朝から張り切って揚げちゃいました。もう朝から揚げ物やることもないと思うと寂しいです>

そしてメッセージの紙面は、お弁当を包む「ふろしき」として使われ高校生たちに届いたのです。
いつもと違う包み、「卒弁民報」を広げた子どもたちは、「親から?」「これ本当に書いたの?え?え?」と驚きつつも、<時々弁当箱が洗ってあって嬉しかったよ 3年間ありがとう>などのメッセージを嬉しそうに読んでいました。

高校生活最後のお弁当には、親の愛情と、子どもの感謝の気持ちがたくさん詰まっていました。
(THE TIME,2025年3月7日放送より)














