2022年9月の台風15号で大規模な土石流災害があった静岡市の油山川(ゆやまがわ)に砂防堰堤(さぼうえんてい)が完成し、完成見学会が行われました。
3月8日にお披露目された砂防堰堤は、静岡市葵区の山間地を流れる油山川に建設されました。
事業費は、およそ1.6億円で高さが12メートル、幅が50メートルほどあり、およそ1万立方メートルの土砂を受け止めることができるということです。
油山川は、2022年9月の台風15号で氾濫し大規模な土石流が発生し、周辺の道路が寸断されるなど甚大な被害が出ました。
完成見学会には地元住民や関係者などが訪れ、県の職員が災害時の状況や工事の概要などを説明しました。
<県静岡土木事務所 伊東信幸所長>
「地元の方が安全、安心に暮らせるように、この砂防堰堤を私どももしっかり維持管理していきたい」














