『TOKYO FORWARD TOKYO2020レガシー展』の特別企画が8日に有楽町で行われ、トークショーに、タレントのハリー杉山さん(40)、お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンさん(50)、そして男子100m日本選手権連覇中の坂井隆一郎選手(26、大阪ガス)が登壇した。

いよいよ半年後に迫る東京2025世界陸上(9月開幕)に向けて、陸上の魅力をテーマにトークを展開。これまで世界陸上2大会出場、昨年のパリオリンピック™では4×100mリレーで5位入賞した坂井選手は、大舞台で走る前の緊張感や会場の歓声の大きさ、リレーでのバトンパスのコツなどを話し、普段の練習で必ず行うハードルを使ったトレーニングを披露した。


イベントには、柴犬がモチーフの世界陸上公式マスコット“りくワン”も登場。やり投や走る動作など陸上にちなんだダンスを披露し、会場を沸かせた。

坂井選手は「こういったイベントを通じて、世界陸上が盛り上がっていくのではないかと思うので、とても有意義な時間でした」とイベントを振り返り、「冬季練習は順調。目標は見失わずにしっかり東京世界陸上に出るという気持ちを持って、残り数か月もっと自分を高められればいいと思います」と意気込んだ。