トンネル内の空洞は16か所 9か所は本来の厚さの半分以下しかない

その後、府は1月23日~2月25日にかけてレーダーなどでトンネル全体の調査を行いました。その結果、トンネル内のコンクリート内部に16か所の空洞を確認しました。最も大きい空洞で約20平方メートルに広がっていたものもあったということです。
また、空洞に加え、コンクリートの厚さが不足していることも判明したということです。設計上、本来厚さが35センチ以上必要なのに、わずか「約5センチ」しかなかった所もあったということです。16か所のうち9か所は必要な厚さの半分以下しかなかったということです。
また、府によりますと、工事途中で行われる『段階確認』については、現時点で資料を見る限り現地に赴き行われていたということですが、「今後詳細について改めて確認を行っていく」としています。