日本原燃は青森県六ヶ所村にある低レベル放射性廃棄物の埋設センターで6日、3号埋設施設の操業を開始しました。

日本原燃は低レベル放射性廃棄物の埋設施設について、3号施設の操業を開始するのにあたり、6日に最初の輸送容器をクレーンで吊り上げ、輸送する様子を公開しました。

輸送容器には、原発の運転で発生した金属やプラスチックなどの低レベル放射性廃棄物が入っていて、6日は384本を受け入れました。

輸送容器は、2025年6月に3号埋設施設へ移す予定です。

日本原燃 低レベル放射性廃棄物埋設センター 宮内善浩 埋設運営部長
「安定的な操業を第一に進めて、着実に全国の電力会社からの放射性廃棄物受け入れて、安全安定的な操業を目指していく」

日本原燃は低レベル放射性廃棄物の1号埋設施設は1992年に、2号施設は2000年に操業していて、現在、満杯に近づいていました。