IT駆使で激安価格「トライアル」 AIカメラで欠品を自動検知

トライアルホールディングス 永田洋幸取締役:
こちらの棚は、(AI)カメラで欠品を確認している。この緑の枠は問題ないのに対して、赤い枠で、売り場責任者に「商品を補充してくださいと(知らせる)」。

――売り場の人が、常に見回らなくて済むと同時に、発注情報に活かすことができる?

トライアルホールディングス 永田洋幸取締役:
(発注に)活かすことも難しくなく、現時点で進めている。メーカー・卸会社と(欠品情報を)共有することで、スムーズな流通の流れを作ることができる。お互いの収益化をもっと目指せる形を取らないといけない。

トライアルの独自推計によると、流通小売業界に存在するムダは、約40兆円にものぼるという。