気象庁によりますと、岩手県大船渡市で発生している山林火災による停電の影響で、きょう午前8時ごろに大船渡市内にある検潮所で津波の観測ができない状態になったということです。

その後、職員が検潮所内に太陽光パネルで発電する臨時の津波観測装置を設置し、午後2時ごろから観測を再開したということです。

気象庁は、「周辺の津波観測点では観測が続けられていたため、大船渡で観測停止中に地震が発生したとしても注意報や警報などの発表に影響はなかったと考えている」としています。