山形県内有数の温泉地、肘折温泉では、村で新たに導入したシステムを使った避難訓練が行われました。
訓練音声:
「訓練です。肘折防災センターに避難所を開設しました。肘折地区のみなさんは避難を開始してください」
こちらは山形県大蔵村が昨年度導入した災害情報伝達システム「クラッチ」。
村の住民には、1世帯に1台タブレットが支給されていて、きょうは、肘折地区でシステムを使った訓練が初めて行われました。
肘折地区 大友久士 代表:
「今までのサイレンだと聞きとりづらく聞こえなかったことが難点だがクラッチだと分かりやすい。みなさんスマホを持っている時代なので情報が的確で分かりやすい」
避難してきたこちらの男性は旅館を営んでいます。
県内有数の温泉地、大蔵村肘折では、観光客の避難も念頭に置く必要があります。
警察
「(最近は)今までにないような災害が起きていることが正直に言って多い。
なので『今まで大丈夫だった』ではなく、危ないかもしれないという意識を高く持って、早期の避難をよろしくお願いします」
ただ、今回の訓練で実際に避難してきたのはわずか数組。何のための訓練か考え直す必要もありそうです。
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