去年12月に営業を終了した広島市のマリーナホップの跡地活用について、新たな事業予定者が、温浴施設やホテルなどの建設を計画していることがわかりました。
これは広島県議会の委員会で県が明らかにしたものです。
営業を終了した広島市西区のマリーナホップの跡地については、自動車用品事業などを手がける「トムス」が車をテーマにしたエンターテインメント施設を計画していて、おととし、事業計画案を提出しています。
今回変更された計画案では、施設内に、モビリティ・ホテル・レストランなど3つのエリアを設置。モビリティでは、満足度を高めるためサーキット場を拡大するほか、モビリティへの関心が低い層をターゲットとするため、レストランや温浴施設、富裕層をターゲットとしたホテルを新たに加えています。

県の担当者
「当初の計画の整合性や、事業の本来の目的などをしっかり踏まえながら、県としても判断していきたいと考えているし、県民にも周知していきたい」
県では、変更された事業計画案の承認と本契約を、4月上旬までに決定するとしています。