5年に1度開かれる中国共産党大会を前に、習近平国家主席の10年間の成果をアピールする大規模な展示会が開かれています。異例の3期目を目指す習主席の権威付けが目立つ内容となっています。
記者
「東京ドームおよそ1個分の広さの敷地で行われています、こちらの展示会。テーマはあそこにかかれているように『新時代にまい進する』となっています」
習近平国家主席の10年間の成果をアピールする展示会。あらゆるところに習主席の写真が展示されています。
記者
「こちらに展示されているのは神舟12号です。去年5月に初めて宇宙ステーションに宇宙飛行士たちを送った有人宇宙船で、去年9月に地球に帰還してきたものです」
宇宙開発は習氏が特に力を入れた分野で、月面探査機「嫦娥5号」が持ち帰った月の鉱物も。
軍事面での成果も強調されていてアメリカの首都ワシントンを射程に収める大陸間弾道ミサイル「東風41」や、極超音速滑空ミサイル「東風17」なども公開されています。
展示会の案内スタッフ
「突然の新型コロナの発生に直面し、人民第一、生命第一に国民の生命と健康を最大限に守りました」
また、コロナ対策も成功したとアピールしていて、ゼロコロナ政策の正当性を強調したい狙いもうかがえます。
展示会に来た人
「我が国の歴史とその発展について、多く理解することが出来ました」
「この10年間の変化はあまりに大きいです。特に科学技術の発展はすごくて驚かされます」
16日から始まる中国共産党大会で、異例の3期目を目指す習主席。盛り上げる動きはあらゆるところで始まっています。北京できょうからオープンした大会専用のメディアセンターでも…
記者
「ここのパネルでは、習主席のこれまでの成果がアピールされています。そしてこちらには、非凡な十年という言葉がかかれています。こちらには習主席の本が並べられていますが、英語でかかれたものが並んでいます」
さらに国営の中央テレビでは…
「人民に愛される指導者」
「習おじさん、愛してる」
習氏のあらゆる分野での「功績」を紹介し、称える映像を連日放送しています。
「我々は脱貧困を達成した!」
貧困脱却を推し進めたことや、アメリカとの経済貿易摩擦にも果敢に立ち向かったと繰り返し称賛するなど、個人を崇拝する色が強い内容になっています。
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