富山県氷見市の人口が初めて4万人を割りました。市は少子化や若者の流出が主な要因で能登半島地震の影響はあまりないとみています。

氷見市の2月1日時点の人口は前月より107人減少。1920年の国勢調査以来、初めて4万人を下回り3万9930人となりました。
氷見市の人口は1950年の7万149人がピークでその後は減少傾向にあり、近年は5万人を割り込んでいました。
氷見市は要因について加速する少子化や、大学進学や就職による若者の県外流出とみています。
一方、能登半島地震の影響については被災地区で減少がみられたものの、市外の転出より市内の移動が多かったことから影響はあまりないとみています。
菊地正寛市長は「人口減少のスピードを緩やかにするとともに減少しても幸せに暮らせるまちづくりを進めたい」としています。