日本のコメ作りの未来について新潟の農家はどう考えているのか…。

【高村良一さん】
「他国は補助を出したり、いろんな政策をやってもらってると思うんですけど、日本はやはりそういうことが非常に少なくなったっていうのは現実です」
「農家を守るためには、守るなりの施策がやはり国として必要じゃないかなと私は思ってます」

【姉崎信弘さん】
「多様な経営体が共存していくかたち。集約された大規模経営体で何百haというところも、家族経営の10haというところも、同じように“食料を作る稲作農家”として共存していくことが大事なのではないかな」

米価の浮き沈みで一喜一憂するだけはなく、弱体化した生産基盤にも目を向けて、コメの適正な価格と“コメ作りの将来”について考えていかなければなりません。