西九州新幹線が開業したJR長崎駅では、深夜に床の洗浄や拭き掃除などを全自動で行ってくれるお掃除ロボットが、今月から稼働を始めました。

今月1日から長崎駅で実証実験が始まった自動洗浄ロボット「Scrubber50(スクラバーフィフティ)」です。カラーリングは新幹線かもめをイメージしています。


(JR九州サービスサポート・永池伸伍主席)
「JR九州の駅で初めて導入されたロボットです。自動で床を清掃してくれる賢いロボットになっています」

ロボットは幅およそ80センチ、高さおよそ1メートルで、床の洗浄・磨き・拭き掃除を全自動で行うスグレモノ。
清掃エリアを指定でき、人や障害物があってもセンサーで回避しながら、きれいにしてくれます。


(JR九州サービスサポート・永池伸伍主席)
「深夜帯の作業の軽減になることと、今後の労働者不足の備えとして導入致しました。長崎駅での実証が上手く行きましたら、今後、博多駅など主要な駅などで展開していきたい」


スクラバーフィフティは、終電後の午前0時ごろから1時間半ほど稼働していて、人知れず、真新しい駅を美しく保っています。