海上自衛隊の護衛艦が先月上旬、台湾海峡を初めて単独で通過したことに対し、中国外務省の報道官は「中国の主権と安全を脅かすことに断固反対する」と強く反発しました。
日本政府の関係者によりますと、先月上旬、台湾海峡を通過したのは海上自衛隊の護衛艦「あきづき」で、日本の護衛艦が台湾海峡を単独で通過したのは初めてだということです。
中国外務省の林剣報道官は3日の定例会見で、「中国は、各国が中国の法律や国連海洋法条約を含む国際法に則って、台湾海峡の関連海域を航行する権利を尊重する」としたうえで、強く反発しました。
中国外務省 林剣 報道官
「いかなる国も航行の自由の名の下に中国の主権と安全を挑発し、脅かすことに断固反対する」
さらに、日本に対し台湾問題で言動を慎み、中日関係や台湾海峡の平和と安定を妨げないよう求めました。
海自の護衛艦による台湾海峡の通過をめぐっては、去年9月に護衛艦「さざなみ」がオーストラリアとニュージーランドの軍艦とともに通過した際、中国は「越えてはならないレッドラインだ」と反発し、日本側に抗議しています。
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