先代で父親の大樋陶冶斎さんに続き親子2代で会員に
日本芸術院の就任は、先代で父親の大樋陶冶斎さんに続いて2世代にわたる偉業です。

十一代大樋長左衛門氏「みなさんがこれからの人たちが私を見ることになりますから、恥じないように襟を正して、私の生まれた金沢、石川県のことを思いながら芸術活動を行っていければ」

金沢に350年以上にわたって息づく大樋焼。
窯元の長男として生まれ、ろくろを使わない伝統的な技法で、大樋さんは日本ならではの美を国外にも積極的に発信しています。
大樋さんは今後も研鑽を積み重ね、美術家としてさらなる高みを志します。