岐阜県高山市で、素焼きの「土びな」などを展示する「飛騨高山雛まつり」が始まりました。


雪の多い岐阜県の飛騨地方では、春の訪れが遅く、1か月遅れの毎年4月3日に桃の節句を祝います。

高山市の観光施設「飛騨の里」では、明治から昭和30年代にかけて作られた「土びな」およそ1000体が展示されています。

「土びな」は素焼きの人形に絵の具で色が付けられたもので、中には、出産祝いなどで買い揃えられた歌舞伎役者などの人形もあり、様々な表情を見て楽しむことができます。

この催しは、高山市内の宿泊施設など59か所で4月3日まで行われます。