トランプ大統領が英語をアメリカの公用語に指定する見通しだと報じられました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは2月28日、トランプ大統領が英語をアメリカの公用語に指定する大統領令に署名する見通しだと報じました。

大統領令の説明書類にはこの措置の目的について、「団結を促進し、政府の効率性を確立し、市民参加への道を提供するため」と書かれているということです。

アメリカでは家庭で英語だけを話す人が全体の78%にのぼる一方で、スペイン語や中国語など英語以外の言語を主に使用する人も6000万人を超えていて、国の公用語はこれまで指定されていません。

トランプ大統領はかつて「アメリカは英語を話す国だ」と発言したことがあり、第二次政権発足直後から、ホワイトハウスのスペイン語版の公式ホームページは閉鎖されています。