3月1日からの春の火災予防運動を前に、岐阜市の金華山で山火事を想定した消火訓練が行われました。

(岐阜北消防署 坂口久司署長)
「今、岩手県で林野火災、大規模が火災が発生している。そのことを踏まえながら、本日の訓練をよろしくお願いします」


この訓練は岐阜市の消防本部などが毎年行っているもので、28日は消防隊員ら約170人が参加しました。
訓練では金華山の中腹で火災が発生したという想定で行われ、消防隊員は登山道や山頂付近など5か所から放水したほか、県の防災航空隊のヘリコプターによる空からの消火訓練も行われました。


(岐阜中消防署 留田聡司警防係長)
「全国各地で林野火災が多発している。春先は空気が乾燥し風が強いことから火災が起こりやすくなっている。火の取り扱いには十分注意して、火災予防への協力をお願いします」
消防は「屋外での火の取り扱いは控えてほしい」と呼び掛けています。
