山形県鶴岡市で、市役所の若手職員が部の垣根をこえて市の課題解決に挑戦するプロジェクトの報告会がこのほど、開かれました。

鶴岡WBC参加メンバー 国保年金課 菅原緑芳さん「友達が県外に出て行ったりしているので、戻ってきたいと思える市を作りたくて鶴岡市に残りました」

鶴岡市では、若者(w)が生み出す(birth)チャレンジ(Ç)、略して、WBCプロジェクトを去年5月に立ち上げ、20代から40代の若手職員7人が市政の課題解決策などを検討してきました。

市の喫緊の課題は「少子化による人口減少」。

職員は、子育て支援について様々なデータを調べる中で、市内在住の夫婦の数が減っていることに着目しました。

鶴岡WBC参加メンバー「若い女性と婚姻数が減っていることによる影響が大きいことが分かった」「鶴岡女子ハッピーターン作戦です」

この取り組みは従来の子育て支援から、カップルを増やすことを目的に提案されたもので、メンバーからは一度は鶴岡から離れた女性が地元で結婚や出産に前向きに
取り組める環境づくりを目指す具体的な事業が提案されました。