青森県三沢市の職員が、財団法人「市土地開発公社」の預金から80万円あまりを横領していたことがわかりました。借金の返済などにあてていたということです。
三沢市の小檜山吉紀市長は27日に会見を開き、市土地開発公社からの横領が発覚したことを発表しました。
横領したのは三沢市の管財課の職員で、年齢や性別は公表されていません。
この職員が会計を担当していた市土地開発公社の決算状況を確認するなかで、2024年8月~2025年2月10日までの間に不審な引き落としが20回行われていたことが判明したということです。
横領した総額は80万7600円で、職員は市の調査に横領を認め、借金の返済にあてたなどと話しているということです。
市は今後、職員に返済する意思があるかなどを確認し、刑事告訴をするかを含めて検討する方針です。
また、再発防止策として預金の出し入れは職員2人以上で行い、毎月、預金残高の確認を徹底するとしています。