27日避難所となっている三陸公民館では不安そうに過ごす、避難している人の姿がありました。

(地域の住民は)
「早く早く鎮火してほしい。今はもうそれだけです。(欲しいのは)情報だと思います。自分の所がどうなっているのか、ここにいてはわからないので」


「はじめ、火が出た合足地区からは離れていたのですが、(火が)山を伝わってくる早さはすごいんじゃないかな」


「昨夜からずっと知人や県外の人から電話が来る。説明のしようもない」
「山火事というより火山が爆発したみたいなすごい炎が上がって、それが2回あった。それを見て足は震えてくるし」
「家、仕事、家族の心配。みんな疲れているのでこの先が不安」

県は26日災害対策本部を設置し、大船渡市に災害救助法の適用を決めました。
また県は、避難生活が長期化する可能性があるとして、応急仮説住宅の提供に向け調整を進めています。


また、度重なる山林火災の発生と被害の拡大を受けて「山火事警戒宣言」を発令しました。
火災現場は今も延焼が続いていて、被害の全容把握には至っていません。

今後も被害の拡大が懸念されていて住民は不安な避難生活を余儀なくされています。