完成したみそはこうじの甘みや香りを出すために1年ほど寝かせますが、いまの時期に体験で作ったみそは少量なのでおよそ3か月後、ゴールデンウィークの頃には食べられるということです。
産直では、昨シーズンに仕込んだものが販売されているほかみそをたっぷり塗った焼きおにぎりも人気です。

そしてみそといえば、やっぱりみそ汁!
食事処で提供される定食のみそ汁に使われるのももちろん手作りです。
この日の具材はワカメとネギ。
湯気とともに届くみその香りが食欲をそそります。

(甲斐谷キャスター試食)
「豆の感じとワカメとネギの味わいがよく合っていておいしいです」

ちなみに、いただいた「ちゃや定食」は、町内産の野菜のかき揚げをメインにしたものでこの日はニンジンやタマネギがたっぷりと使われていました。
(細川栄子さん)
「次世代にまでつなげていきたいと思ってみそ工房も作りましたし、体験もしていただいています。それを長く私たちが元気なうちはやっていきたいですし、次の人たちにも作ってもらいたいと思ってました」

程よい塩味と大豆のうまみが感じられる産直の手作りみそ。
これからも昔ながらの製法を守りながら仕込み、春を待ちます。