今週のシリーズ「春を先取りアラカルト」。4回目のきょうは紫波町の産直で人気の手作りみそを紹介します。

春を前に今が仕込みの最盛期です。
紫波町片寄の産直あぐり志和です。
1995年にオープンし、今年で30周年を迎えます。
店内には地域で採れた旬の野菜やくだものが並ぶなか…
ありました!こちらが人気の手作りみそです。
いったいどんなみそなのか、県の食の匠でもあり、産直内にある食堂「あぐりちゃや」の代表を務める細川栄子さんに聞きました。

「甘みとコクがあって機械に2回通すのでみそをこすことがない。ちょっと柔らかめに作っていますからみそ汁にも溶けやすい」
(甲斐谷キャスター リポート)
「みそは産直に隣接するこちらの工房で作っています。今が仕込み作業の最盛期です」

あぐり志和のみそづくりは気温が低い11月から5月初めにかけて行われます。
夏場は気温が高く、雑菌が繁殖するおそれがあるため、気温が低くなる1月、2月に最盛期を迎えます。
みそづくりに使うのは町内産の大豆・ユキホマレ。
ゆでたユキホマレにこうじと塩を混ぜ、機械ですりつぶしていきます。
細川さんたちは、1年分のみそを仕込むとともに1キロ分を持ち帰ることができる体験も受け付けています。

(細川さんと体験している人のやり取り)
「できあがりです」「楽しみだな」「楽しみですね」「5月かな食べられるのは」