◇《オンラインカジノ賭博とは何か?》
堀啓知キャスター)
スマホ1つあれば、24時間、どこに居ても、手軽にできてしまう『オンラインカジノ』ですが、日本では違法性であることを、きちんと認識する必要があります。
  
森田絹子キャスター)
では『オンラインカジノ』では、実際にどんな賭けが行われているのでしょうか。
よく知られているのが「スロットマシーン」です。そして、ポーカーなどの「カードゲーム」や「ルーレット」。

実際の野球やサッカーなどの対戦いついて、その勝敗や得点差、誰が得点するかなどを予想する「スポーツベッティング」などがあるということです。

日本国内で『オンラインカジノ』が拡大した背景について、国際カジノ研究所の木曽所長は『もともと日本人にはギャンブルを好む気質があり、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことで市場が拡大した』と見てます。

◇《日本国内の“決済代行業者”を摘発…取り締まりの強化へ》
堀啓知キャスター)
『オンラインカジノ』の運営業者は、海外の業者のため、摘発のむずかしさがあるということなんですね?

森田絹子キャスター)
主に運営しているのは、オンラインカジノなどが合法の国で、許可を得た海外の運営会社です。このため、摘発するのは難しい状況にあります。

こうした状況の中、警察は2年前、全国で初めて国内の“決済代行業者”を、客の賭博行為を手助けした『常習賭博ほう助』の疑いで摘発しました。そこから利用者の摘発につなげています。

堀啓知キャスター)
ただ“決済代行業者”も、海外の業者だった場合は、摘発が困難になるということなんでしょうか?

森田絹子キャスター)
海外の業者も“日本では違法”ということを知っているとみられ、最近の日本国内での報道を受けてなのか『日本からのアクセスは違法』などといった文言が、新たに追記されたサイトも見られるとのことです。

堀啓知キャスター)
改めてになりますが、日本国内から『オンラインカジノ』にアクセスして賭博を行うことは犯罪です。違法だということを認識しましょう。