去年３月、出産したばかりの赤ちゃんの遺体を崖から投げ捨てたとして死体遺棄の罪に問われている女の裁判の判決公判がきょう行われ、山形地方裁判所は女に懲役１０か月、執行猶予３年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのはのは上田綾乃被告（３８）です。

起訴状などによりますと上田被告は去年３月、生んだばかりの赤ちゃんの遺体を千葉県銚子市の海岸付近の崖から投げ捨て遺棄した罪に問われていました。

事件は上田被告が新庄警察署で事情を話したことで発覚しました。これまでの裁判で上田被告は、「間違っていません」と起訴内容を認めていました。

今回の事件をめぐっては上田被告に赤ちゃんの遺体を遺棄するよう指示したり、暴行を加えたりしていたとして、碓井康哲被告が裁判を受けています。