1学年で約700~800人が中高一貫校へ

少子化に加え、中高一貫校へ進学する生徒の増加。これが実際どのくらい影響があるのか。
宮崎市の私立高校、宮崎日大高校の間野寛樹学校長に話を聞くと…
(宮崎日大高校 間野寛樹 学校長)
「今現在(私立の)中高一貫校の生徒が学年で650~700人くらいいる。また、公立中学校が宮崎西高附属中、都城泉ヶ丘高附属中、五ヶ瀬中等教育学校で160人、この時点で中高一貫でいますので、(1学年で)約700~800人の生徒がすでにそこで進路が固まっているということではないでしょうか」

実際、少子化の影響もあり、県立高校一般入試の今年の志願者数は、10年前と比べおよそ1400人減少。定員もおよそ1800人減らされています。
間野学校長によりますと、近年は、私立だけを受験するケースも増えていて、宮崎日大高校では、定員のうち9割が専願となっています。


(宮崎日大高校 間野寛樹 学校長)
「学科の特色、進路の実績、また、部活動の実績、こういったものを実績を積み上げながら、信頼を得ながら、今まで戦ってきていて、そういった成果が現れているのではないか」