酒田市の大学と新庄市の高校が教育に関する連携協定を結び、きょう締結式が行われました。
大学と高校が連携して目指す教育のキーワードは「グローカル」です。
東北公益文科大学 神田直弥 学長「これまで以上に地域に対してどのようなことが
還元できるかが求められる」

協定を結んだのは酒田市の東北公益文科大学と、来年の春から新庄志誠館高校として統合される新庄北高校と新庄南高校のあわせて3つの学校です。
東北公益文科大学は2026年に県と、庄内地方の2市3町が運営に関わる公立大学に移行する予定で、学びの強化として新たに国際学部の設置を予定しています。

新庄北高校 石山宜浩 校長「新設が計画されている国際学部と新高校の国際探究科をはじめとする国際教育の連携・協同には大いに期待」

新庄南高校 森美千子 校長「新しい高校の人材育成のビジョンと重なるところがあって有意義な連携協定」

3校は国際教育に関する情報を共有し地域の課題を解決することを目指していて、世界的な視点「グローバル」と地域の視点「ローカル」を合わせた単語である
「グローカル教育」を推し進めていくとしています。
大学は教員を新庄市に派遣するなどし、高校生は地元にいながら大学の専門的な教育や指導を受け学びを深める事ができます。

3校の取り組みは来年度から行われるということです。














